
ELDAMAR(エルダーマー)
LOST SONGS FROM THE ANCIENT LAND / 2023年 / 30点
ノルウェー出身のアトモスフェリックブラックメタルバンド、3枚目のアルバムです。
元々アトモスフェリックブラックメタルは万人受けはしない音楽性ですが(そもそもブラックメタルが万人受けしないし)、本作は更に人を選ぶ作風になっています。アルバム全体では40分あるんですが、曲数はわずか3曲。11分・14分・15分の曲が1曲ずつという、コマーシャル性の欠片もありません。
音楽性自体は一切変わり無し。最初から最後までひたすらミドルテンポ、女性ボーカルが常に「あ~あ~」と歌い、ギターがジャージャーと鳴り続け、たまにデスボーカルが後ろの方で吠えるというモノです。
流行りのポップソングしか聞かない人が聴けば3分で脱落するであろう音楽ですが、一方「分かっている」人が聴けば、これまた危ない世界にトリップできる事間違いナシ。
ただ、本作は正直とても評価できるレベルではないと思います。何故か? 3曲中2曲がデモ音源だからです。音質も非常に悪く、これで14分も15分も聞くのは耐えられません。また、唯一シッカリした楽曲である「Hagalaz」も、印象的なメロディが無く、ただただ無味無臭。つまり、1曲も満足できる曲が無いわけです。
間違いなく音楽活動では食べていけてないんだろうと思いますが、だからと言ってまともな曲が1曲しか入ってないアルバムなんて出さないでほしかったです。
お気に入りは「Hagalaz」。唯一聴ける曲だから。まあ、それでもつまらないですけど。
Amazon Musicでアルバムとして配信されていたので聴きましたが、これは完全に外れでしたね……。

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