
UNLEASH THE ARCHERS(アンリーシュ ジ アーチャーズ)
DEMONS OF THE ASTROWASTE / 2011年 / 68点
カナダ出身のパワーメタルバンド、2枚目のアルバムです。
デビュー作はTHE BLACK DAHLIA MURDERやAS I LAY DYINGのようなデスメタルに女性ボーカルを入れたような音楽性でしたが、本作は大きく変化しており、女性ボーカルメインのパワーメタルにデスメタル要素が加わったような、前作とは比率が真逆のサウンドになっています。
ただ、途中で(無駄に)ペースダウンやテンポチェンジをしたり、ザクザクとしたリフで攻める場面があったりと、デスメタル要素もまだまだ残っており、完全にパワーメタルにシフトはしていません。そして、それがまだまだ「中途半端」に感じられます。ここが重要で、両方の要素がある事自体は悪くないんですが、その融合がまだまだ未熟なんですよね。水と油みたいな感じに思えるわけです。
女性ボーカルによる歌メロも前作に比べればかなり良くなっていますが、「哀愁を感じる」「キャッチー」とはまだまだ言えず、正直コチラも中途半端だと感じました。
良い点を言えば演奏技術・サウンドはこの時点で既にA級と言っても良い高さである事。↑の評価は私がメロディ薄めのデスメタルやメタルコアが苦手だからです。デスメタルやメタルコアが好きならこのサウンドを楽しめる……かもしれません。
お気に入りは「Daughters of Winterstone」。サビがメロディアスだと思いました。まあ、サビ以外は中途半端ですが……。
前作よりかは良いです。とは言え、まだまだ私が楽しめる段階にまでは至っていません。今後もこんな感じなら、このバンドとは相性が悪かったと諦めるしかないですね……。

コメント