
AMARANTHE(アマランス)
MANIFEST / 2020年 / 75点
スウェーデン出身のエレクトロニックパワーメタルバンド、6枚目のアルバムです。
DYNAZTYやMETALITEなど、今や多数のフォロワーを生み出している「モダンなパワーメタルにEDM的なデジタルリズムを取り入れたバンド」の開祖として知られるバンドです。
ただ、アルバムを重ねる毎に印象的なメロディが減ってきており、私はもはやフォロワーの方が気に入っているのですが、はてさて本作はいかに……?
ふむ、結論から言うと「ここ最近と大きく変わらず、不満の残る作品」でした。
デジタルなパワーメタルという方向性こそ変わっておらず、思わず小躍りしたくなるダンサンブルなリズムはとても魅力的ではあるものの、やはり魅力的なメロディ(歌メロ)がかなり少な目で、正直物足りないと感じました。
これに関する分析を言葉で説明するのは難しいんですが、私はあくまで「ヘヴィメタルらしい哀愁のメロディ」を求めているのに対し、このバンドは本格的に「ポップスのメロディ」を志向しているのではないかと思います。曲調が変われば、普通にポップス歌手が歌っても違和感が無いように思うわけです。
自分が求めてるメロディっていうのはそういうんじゃないんだよな……。
ただ、気になった曲がまったく無かったというわけでもなく、何曲かは引っかかったので、まったくの駄作とも言い切れない所が歯痒い所です。
お気に入りは「Viral」。往年の「らしさ」を感じる1曲です。本当は「82nd All the Way」が一番気に入ったんですが、この曲、SABATONのカバーなんですよね。
どうもここ最近の作品は私の好みから外れてますね……。今後はフォロワーを応援するしかないのかな。でも新譜が出たら気になって聴いちゃうんだろうな(笑)。

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