
BLACK THERAPY(ブラック セラピー)
SYMPTOMS OF A COMMON SICKNESS / 2013年 / 81点
イタリア出身のメロディックデスメタルバンド、1枚目のアルバムです。
どこかのサイトで「良い」と書かれていて、少し気になっていたバンドです(汗)。ほぼ何の前知識も無く、聴いてみました。
音楽性はプログレッシブなリズムのメロディックデスメタルです。サウンドやメロディ自体は至極真っ当なメロデスで、それがやや捻くれたリズムの上で展開していきます。適切な例えが思い浮かばないんですが、初期DARK TRANQUILLITYを荒々しくしたような感じかな。
なお、キーボードは使われていない為、キラキラ感はありません。
このバンドの良い点は、プログレッシブな要素が「自分よがり」になっていない事だと思います。どの曲にもシッカリと印象的なメロディが入っているし(必ずしも抒情的とは限りませんが)、時折アコギにより寂しさ全開のメロディを入れたり、スラッシュメタルのように疾走したりと、決して「ひたすら自分たちがやりたいようにやるんじゃ!」にならず、「リスナーに面白く聴かせよう」という意識が感じられます。
また、ボーカルに迫力があるのも大きなポイント。デスメタルなんだから、やっぱりデスボーカルは格好良くないとね。
欠点としてはデビュー作という事もあってか、やや芋っぽさがある事かな。特にギターソロなどはもうちょっとスマートに弾き切ってほしかったです。あと、ドラムもややもたついてる場面があったかな。演奏は今後改善すべき点だと思います。
お気に入りは「The Time Is Dead」。メロブラっぽい展開と邪悪さを感じるメロディが好きです。
何気無く聴いてみたんですが、予想よりもかなり楽しめました。これからが楽しみです。

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