DELAIN7

DELAIN(ディレイン)
DARK WATERS / 2023年 / 80点

オランダ出身のシンフォニックメタルバンド、7枚目のアルバムです。

同じオランダのシンフォメタルバンドWITHIN TEMPTATIONのキーボードを担当していたマタイン・ヴェスターホルトによって結成されたバンドです。
2021年にマタイン以外の全メンバーが脱退。ギターとドラムはかつてのメンバーを呼び戻し、ボーカルとベースは新規加入し、心機一転して出されたのが本作となります。

とは言え、イニシアティブはマタインがとっている為、音楽性はまったくの不変。ポップ性のある、聴きやすいシンフォニックメタル道を突き進んでいます。新ボーカルのダイアナ・リアは前任のシャルロット・ヴェッセルズによく似た声質で、歌唱力も十二分。正直、メンバーを一新しても何も変わっていないという印象です。

ベースはシンフォニックメタルですが、ボーカルはポピュラーソングのようなポップさがあり、ヘヴィメタルにカテゴライズされているバンドの中でもかなり一般向けのサウンドだと思います。耳馴染みの良い女性ボーカルなのも、敷居を下げる要因になっていると思います。

ただ、個人的にはもうちょっと印象的なメロディが欲しかったです。「半音上げてくれればな~」と思ってしまうような、非常に惜しい曲が多いんですよね……。「Mirror of Night」や「Queen of Shadow」とかもうちょっと工夫してほしかった。

お気に入りは「Beneath」。適度にヘヴィで適度にポップ。まさにこのバンドの真骨頂だと思います。

ポップさのあるヘヴィメタルを聴いてみたい人はぜひどうぞ。
余談ですが、↓に張った「Moth to a Flame」のMVで見れるダイアナの格好、なんか亀甲縛りされてるみたいなんですけど、海外ではあういうファッションがあるんですかね?(汗)