MYSTIC PROPHECY10

MYSTIC PROPHECY(ミスティック プロフェシー)
METAL DIVISION / 2020年 / 80点

ドイツ出身のパワーメタルバンド、10枚目のアルバムです。

3rdアルバムまでガス・Gが在籍していた事でも知られる正統派メタルバンドです。これ以上のトピックが未だに無いのがちょっと切ないですね……。

音楽性は当然ながら変わる事は無く、DREAM EVIL、PRIMAL FEARらと並ぶ、超正統派ヘヴィメタルです。力強くヘヴィメタル愛を歌い上げる1曲目「Metal Division」から既に彼らのメタル愛が溢れています。
その後もギターリフが格好良い「Eye to Eye」、抒情的なミドル「Hail to the King」、フォーキーなリフが良い「Here Comes the Winter」と、なかなかの佳曲が並びます。

が、良いなと思ったのはここまでで、その後は決して悪くはないものの後一歩満足できない曲が続きます。サウンド自体は大好きなんですが、どうも彼らの作るメロディって私の琴線に微妙に触れないんですよね……。

昔「BURRN!」か何かで、「外国人と日本人のメロディの好みは違う」なんて事が書かれていた気がするんですが、このバンドの作品を聴くとそれを実感します。10枚もアルバムを重ねているという事は、海外では確固たる人気があるんだと思うんですが、日本ではそれほど盛り上がってない事を考えると、やはりメロディが日本人受けしないという事なのかなと思います。

とは言え、既に書いた通り、良いと思える曲も確かにあり、これからも聴き続けるつもりですが。

お気に入りは「Eye to Eye」。これをヘヴィメタルと言わずして何と言う?

「外国人はこういうのが好きなのか~」なんて思って聴くのも楽しいかもしれません。