EAST OF EDEN1

EAST OF EDEN(イースト オブ エデン)
THE FIRST EDEN - SEEDS OF HOPE / 2025年 / 82点

日本出身のハードロックバンド、1枚目のアルバムです。

2023年から活動を開始した、メンバー全員が女性のガールズロックバンドです。全員が過去に様々な音楽活動を経験しており、完全新人というわけではないようです。

その音楽性はBAND-MAIDに近いゴリゴリのハードロックです。ただ、BAND-MAIDに比べてメロディはかなりヘヴィメタル寄り、つまり抒情性のあるメロディです。
他に大きな特徴と言えば、専属のヴァイオリニストがおり、常にヴァイオリンが鳴り響いている点が挙げられます。この音色が一般的なハードロックとは異なるメロウさを出していると感じました。ちなみにヴァイオリン担当のAyasa氏がこのバンドの発起人なんだそうです。

日本語はもちろん英語もこなす湊あかね氏の大人っぽい歌声と、Ayasa氏の流麗なヴァイオリンを軸に、時にハードに時にメロウに奏でられるサウンドは、予想以上にバラエティに富んでいます。トップを飾る疾走曲「Shooting Star」、更にハードになる「Breaker」、和風なメロディが印象的な「Darkside Lotus」、ヴァイオリンが非常に良い味を出してるバラード「I don't say goodbye」、心地良いテンポとメロウなメロディにポピュラリティを感じる「Doesn't Matter」などが心に残りました。

各メンバーの技術力は申し分なし。サウンドも1stとは思えないほど整っており、ちょっとしたきっかけでBAND-MAIDのようなビッグバンドになる可能性があると思いました。

気になった点としては後半、ハードな曲が減る事。#5「Don't Look Back」以降、テンションが爆上がりするような曲が無く、ちょっと物足りなさを感じました。7~9曲目あたりに目が覚めるような爆走曲とかが欲しかったな。

お気に入りは「Darkside Lotus」。本作中、最も異色なナンバー。この和風ホラーチックなメロディ、ユニークで良いです。

根っからのメタル馬鹿の自分からすれば、大好物なサウンドではないですが、ヒットしそうなサウンドだとは感じました。これからどう羽ばたいていくのか、気になる所です。