VICTORIUS7

VICTORIUS(ヴィクトリアス)
WORLD WAR DINOSAUR / 2026年 / 82点

ドイツ出身のパワーメタルバンド、7枚目のアルバムです。

子供向けアニメのようなジャケットデザインとワードてんこ盛りで良くも悪くも話題のバンドです。「売れる為に仕方ない」とかだったらイヤだな……(汗)。

はてさて、本作も同じ路線を猛進しており、「Dinosaur」やら「Bazooka」やら「Megalodon」など、B級ワード(?)を使った曲名がズラリと並んでいます。そして、そんなダサさに反して曲自体はGLORYHAMMERやANGUS MCSIXに通じる極めてキャッチーなパワーメタルであり、デジタルサウンドも適度に使って、リズミカルで非常にノリやすいんだから侮れません。
癖の無いボーカル、粗さの一切無い演奏と、サウンドも文句の付けようがありません。

なんですが! 残念ながら歌メロが「あと一歩」な曲がかなり多い。1曲目の「Kingdom of the Strong」からしてそうで、パッと聴き悪くないんですが、腰を据えて聴いてみると「う~ん、ちょっとだけ足りない」って感じちゃうんですよね……。他には「Evil Mean Megalodon」「March to War」「Prehistoric Panzer Power」などがそう感じました。
本当にあと一歩なんですよ。ちょこっと変えるだけで名曲になりえそうな気がするだけに非常に歯痒い思いがしました。

お気に入りは「Golden Glory」。極めてオーソドックスな疾走ナンバー。でも、こういうのが好きなんだよな~。

キャッチーだけどあと一歩って評価、確か前作も同じような評価だった気がします。もうちょっとだけ、改善してもらいたいです。