AGE OF ARTEMIS2

AGE OF ARTEMIS(エイジ オブ アルテミス)
THE WAKING HOUR / 2014年 / 70点

ブラジル出身のパワーメタルバンド、2枚目のアルバムです。

2008年に結成されたパワーメタルバンドです。1stアルバムがANGRAのエドゥ・ファラウスキによってプロデュースされた事で話題になりました。本作は違うようですが……。

さて、3年ぶりの作品になりますが、一聴して感じた事は2つ。「逞しくなった」と「プログレッシブになった」です。
「逞しくなった」は、テクニックがワンランク向上し、演奏が非常にタイト&マッチョになった感じがしました。これについてはおおいに歓迎です。前作は前作で繊細さがあって良かったんですが、これはこれで非常に格好良くなっていると思います。

問題は「プログレッシブになった」です。
展開やリズムがかなり複雑になっており、一回で全貌を把握するのはかなり難しくなっています。ただ、それはこの際いい。一番の問題点は耳に残るメロディも無くなっている点です。ABメロは複雑でもサビで一気にメロディアスな展開があればメチャクチャ気持ち良いんですが、それが無い為、「何かゴチャゴチャしている内に終わった」ってなっちゃうんですよね……。

目標としているであろうANGRAにはかなり近づけたとは思うんですが、私個人としてはここまでプログレッシブにはなってほしくなかったかな……。単純な疾走感も落ちてるし、民族楽器を使ったパートもハッキリ言って蛇足感がありました。

お気に入りは「Hunger and Shame」。サビが美しいパワーバラード。

私の望んでいない方向に進みつつあります。次作がどうなっているのか、ちょっと怖いです……。