THOUSANDEYES BETRAYER

THOUSAND EYES(サウザンド アイズ)
BETRAYER / 2022年 / 87点

日本出身のメロディックデスメタルバンドの4枚目。
AC/DCやMotörheadと同じく、1枚目から一切変わらないスタイルを貫いている彼ら。本作も泣きのギターをたっぷりと詰め込んだ、「よりメロディアスになったAT THE GATES」と呼べるような、疾走感抜群のメロディックデスメタルをやっています。

悪く言えば「完全なるマンネリ化」とも言えますが、私を含め彼らのファンのほとんどがこのスタイルを求めており、今更変に方向性は変えないでほしいと思っているので、このままで一切問題ありません。いや、頼むからこのままでいてくれ。

それにしても、KOUTA氏の紡ぐメロディはやっぱりいいですね~。カッコ良さ満載でありながら、顔が歪むほどの抒情性もある。ここまでドラマ性のあるメロデスは早々無いと思います。よく4枚もアルバム作って、ネタが枯渇しないよなと感心しますわ。

ただ、本作は個人的には過去作ほどの充実さはちょっと無かったかな、とも思います。別にスピード感は減退しても良いんですが、印象的なメロディはそのままにしてほしかった。
本作も他のメロデスバンドに比べたら比較にならないほどメロディアスではあるんですが、過去の名曲、例えば「Last Rebellion」や「One Thousand Eyes」「DEVASTATED MOMENT」レベルの曲は無かったかなと思います。まあ、スタイル抜群の美女が更に痩せたいとかほざくレベルですけどね。

お気に入りは「Garden Of Thorns」。トップバッターを務めるデスラッシュナンバー。勢い、メロディ、何もかもが彼ら印100%です。

このまま行ける所まで行ってください!