
MEMORIES OF OLD(メモリーズ オブ オールド)
THE ZERAMIN GAME / 2020年 / 80点
イギリス出身のシンフォニックメタルバンドの1枚目。
REINXEEDやMAJESTICA、SABATONなどで活躍するギタリスト兼ボーカリストのトミー・ヨハンソンがボーカルをとるシンフォニックメタルバンドです。
なら何故MAJESTICAとしてやらないの? と思ったんですが、どうやらリーダーはBilly Jeffsというギタリストの方で、元々彼のソロプロジェクトとして始まり、やがて(既に売れていた)トミー君の耳に止まり一気に話が進んでCD発売に至ったという経緯らしいです。
で、気になるその音楽性は奇しくもトミーが指揮をとるMAJESTICAと同じく、大仰でシンフォニックなパワーメタルです。RHAPSODY OF FIREほどガチなオーケストラではなく、あくまでパワーメタルが主体で、そこにキーボードによるシンフォニックなアレンジが加わっています。
一度聞けば次からは合唱できてしまうほど、キャッチーで分かりやすいメロディが満載で、いわゆる「クサメロ」がこれでもかと詰まっており、00年代あたりのパワーメタル・シンフォニックメタルが好きな人なら間違いなく気に入ると思います。楽器陣も実に堂々たる演奏を披露しており、新人とは思えないクオリティです。
ただ、少し文句を言わせてもらうなら、「一撃必殺の曲」が無い。RHAPSODY OF FIREにおける「EMERALD SWORD」のようなこのバンドを代表すると言えるような曲が無いんですよね…。どれも平均で80点くらいという感じ。
また、6~8分台の曲が多いのもちょっとマイナス。何曲かは3~4分台のシンプルでストレートな曲を用意してほしかったです。
また、6~8分台の曲が多いのもちょっとマイナス。何曲かは3~4分台のシンプルでストレートな曲を用意してほしかったです。
お気に入りは「Zera's Shadow」。8分半もある曲ですが、勇壮なメロディがたまりません!
1枚目にして十分すぎるクオリティを示した彼ら。継続してアルバムを出せるのか、気になる所です。

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