EXCALION HIGH TIME

EXCALION(エクスキャリオン)
HIGH TIME / 2010年 / 73点

フィンランド出身のメロディックパワーメタルバンド、3枚目のアルバムです。

2枚目「WATERLINES」は、手をてらわない正統派の北欧メロディックパワーメタルで、特筆すべき点こそ無いものの殊更悪い点も無く、安心して聴ける作品でした。

で、本作ですが、面白いくらい変わっていませんね(汗)。STRATOVARIUSをお手本とした王道北欧パワーメタル路線をシッカリ突き進んでいます。物凄く良い点も無ければ、特にひどい点も無い、良い言い方をすれば「安定」、悪い言い方をすれば「無難」な作品です。
とは言え、ツボを突いたメロディや構成などは堅実丁寧に作られており、この手の音楽が好きな人なら大きく外れるという事は無いと思います。

ただ、個人的には前作の方が良かったかな。理由は「疾走感の減退」です。前作も疾走する曲はそれほどありませんでしたが、本作は疾走するのはわずか1曲のみ。あとは全部ミドル~ファスト程度で、正直物足りなさを感じました。後半に1曲、大爆走する曲を用意してくれたら、それだけでもかなり印象は変わったと思うんですけどね。

お気に入りは「Bring on the Storm」。心地良い疾走感と、哀愁漂うメロディが素敵な1曲です。

パワーメタル好きなら手に取ってみても良いんじゃないかと思いますよ。