BRYMIR SLAYER OF GODS

BRYMIR(ブリュミル)
SLAYER OF GODS / 2016年 / 73点

フィンランド出身のメロディックデスメタルバンド、2枚目のアルバムです。

私は本作が初聞きですが、第一印象は物凄く良かったです。音楽性は大仰にして壮大なシンフォニックメロディックデスメタル。ブラストやスラッシュビートを使う場面も頻繁にある為、ブラックメタル的な要素もあり、個人的には「メロデスを意識したFLESHGOD APOCALYPSE」という感じに聞こえました。

素人臭さゼロの切れ味抜群な演奏、気持ちを盛り上げてくれるシンフォニックアレンジと、全体的な質は極めて高く、素直に凄いと思いました。パッと聞くと「何だかすげえぞ!」って気分になれます。

ただ、シッカリ聴き込んでみると、肝心要のメロディが弱いという事に気付きました。全体的な雰囲気は非常に良いんですが、主軸のメロディがイマイチ印象に残らず、シンフォニックアレンジに完全に吞み込まれちゃってるんですよね。もっと厳しい言い方をすると、どこがサビなのか分からないほどです。
ここはやっぱりビシッとクサメロを決めてほしかったな。逆に言えば、それができればトンデモないバンドになれると思います。

お気に入りは「Thus I Became Kronos」。冷たさを感じるサビメロが素敵な1曲。こういう曲だらけにしてほしかった。

レベルは極めて高いです。あとは、胸に残るメロディです。次作に期待!