
WIZARDTHRONE(ウィザードスローン)
HYPERCUBE NECRODIMENSIONS / 2021年 / 85点
様々なバンドのメンバーが集まり結成された多国籍シンフォニックブラックメタルバンドのデビューアルバム。
ALESTORM、GLORYHAMMER、AETHER REALM、NEKROGOBLIKONなどのメンバーが集まってできたバンドで、その音楽性はシンフォニックでキラッキラッの爆走ブラックメタル。ファンタジックと言うよりかはスペーシーと言った方が良いような雰囲気があるのが特徴かな。
メロデスのようなシンプル&ストレートな楽曲は無く、ブラスト全開&複雑な展開てんこ盛りですが、一方でブラックメタル特有の粗悪さ・邪悪さも無く、非常にメロディアスで聴きやすく、ブラックメタル初心者の方はもちろん、普段はメロデスしか聞かないという人にもおススメできる内容だと思います。
特にALESTORMやGLORYHAMMERにも所属しているクリストファー・ボウズの奏でるキーボードメロディは非常に美味しく、GLORYHAMMERが好きな人だったらコチラも問題無くイケるはずです。
勢いも相当なモノで、ほぼ全曲爆走。メタルに速さを求める人もお腹いっぱいになる内容だと思います。
欠点としてはかなり「金太郎飴」状態だという事。まあ、ブラックメタルなんて大なり小なりそういう傾向があるのでそこに文句言うのはナンセンスな気もしますが、最初に聞いた時はどの曲がどのタイトルなのか分からなかったです。
お気に入りは「Forbidden Equations Deep Within the Epimethean Wasteland」。中間あたりの疾走シーンが格好良いと感じた1曲です。というか、曲名長すぎ……。
2枚目以降があるのかちょっと謎な気がしますが、出来栄えはとても良いので、ぜひとも次作も作って欲しいですね。

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