GacharicSpin Gold Dash

Gacharic Spin(ガチャリック スピン)
Gold Dash / 2020年 / 83点

日本出身のガールズハードロックバンド、6枚目のアルバムです。通称「ガチャピン」。2009年結成なので、このアルバムを出した時点で既に11年選手です。

私がこのバンドを知ったのは、100年に1人の逸材と言われる講談師・神田伯山氏がラジオ番組でこのバンドの事を度々語っていたからでした。そこからマイクパフォーマー(ボーカルとどう違うのかは不明)であるアンジェリーナ1/3さんのラジオ番組も聞き出し、聞いてみようと思いました。

その音楽性は、歌メロはアニソンのようにポップながら、サウンドはヘヴィメタル一歩手前の、まごう事無きガリガリのハードロック。これまでそこそこガールズバンドは聴いてきましたが、その中でもトップクラスだと思われる演奏レベルの持ち主で、特にベースとドラムのリズム隊の切れ味の良さは素直に凄いと思いました。
疾走感抜群のスリリングな曲から、ラップなども取り入れたヘヴィなミドル曲、爽快なポップロックナンバーなどバラエティも豊富で、良い意味でやたらとカラフルなメンバー写真からイメージできる音楽性だと思います。

生粋のヘヴィメタル馬鹿である私からすると、もっともっと抒情性・哀愁が欲しい所ですが、おそらく「一般受けするであろうポップさとハードさのバランス」という点で言えば、このサウンドが最適解なのではないかと思います。だってハードだけど聞きやすいもん。

お気に入りは「超えてゆけ」。その名前の通り、逆境を超えていけそうな前向きな気持ちになれる爽快な1曲です。

私の嗜好ど真ん中というわけではないですが、確かな演奏技術を持ったバンドだと思います。BAND-MAIDが受けてるのなら、彼女らもぜひ成功してほしいですね。