
KALMAH(カルマ)
PALO / 2018年 / 91点
フィンランド出身のメロディックデスメタルバンド、8枚目のアルバムです。
古き良きメロディックデスメタルを今なおやり続けている貴重なバンドです。
彼らの作品はデビュー作品から今に至るまで一切外れがありませんが、本作も素晴らしい出来栄えです。4~5分台のコンパクトな楽曲の中に印象的な慟哭メロディ(クサメロ)がたっぷりと詰まっています。メタルコアにも毒されていない為、ノーマルボイス一切無し、サビでブレイクダウンする事も一切ありません。大爆走曲こそ無いですが、全ての曲がアップテンポで、最初から最後まであっという間に聴き終えてしまいます。
大傑作である「12 GAUGE」にこそ及ばないと思いますが、何物にも毒されていない純粋無垢なメロディックデスメタルを十分に堪能できるアルバムだと断言できます。
欠点は似たような曲が多い事。個人的には彼らはスピード感があろうとなかろうと良い曲が書けると思っているので、もっとバラエティ豊かなラインナップでも良かったんじゃないかなと思いました。
お気に入りは「The Evil Kin」。本作の中ではゆっくりめの曲ですが、サビの時のギターメロが頭から離れません。
メタルコアが嫌いというわけではないですが、本作を聞くとやっぱり自分は「メロデス」が好きなんだなと改めて感じました。メロデスファンなら絶対聞くべき1枚だと思います。

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