
CONCEPTION(コンセプション)
STATE OF DECEPTION / 2020年 / 70点
ノルウェー出身のプログレッシブメタルバンド、5枚目のアルバムです。
KAMELOTの元ボーカル、ロイ・カーン要するプログレッシブメタルバンドで、1997年まで活動し4枚のアルバムを出したものの解散。その後、再結成し、実に23年ぶりに出した作品が本作です。ロイは本バンド解散後にKAMELOTに加入し、脱退した後、再び本バンドに復帰したという事になります。ちなみに私は過去の4枚は聞いた事がありません……。
さて、他のレビューでは「スケール感のある、メロディアスなプログレッシブメタル」などと評されており、プログレッシブは苦手でもメロディアスなら聞けるかなと思って聞いてみました。で、素直な感想を言うと、プログレッシブ過ぎますね……。メロディが無いとは言いませんが、私が求めているモノには程遠く、遅く暗く小難しくて非常に難解というのが私の率直な意見です。
せめてスピード感があればもう少し評価も変わっていたんですが、疾走感も皆無。ストレートな曲も皆無。変拍子を駆使した非常に難解な作品であり、こういうのが好きな人は気に入るとは思いますが、私はダメでした。何回聞いても全然頭に残りません。
たった9曲、しかも内1曲はイントロなので実質8曲しか無いのに、聞き終わったらひたすらに疲れているというね……。なまじ、音質も演奏レベルも極めて高いだけに、余計疲れました。
唯一良いと思ったのがロイ・カーンの歌唱。KAMELOTを脱退したのが2011年なので、実に9年ぶりの歌声となりますが、一切衰えておらず、男の色気を漂わせた堂々たる歌唱は見事の一言。これで、分かりやすいパワーメタルだったらどんなに良かった事か……。
お気に入りは「SHE DRAGOON」。KAMELOTっぽさを感じる1曲。これ以外は……あっ、まったく記憶に無いや。
今後もころ路線なら、例えロイがボーカルでも聞いていくのは辛いな……。どうしよう。

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