OMNIUM GATHERUM BEYOND

OMNIUM GATHERUM(オムニアム ギャザラム)
BEYOND / 2013年 / 80点

フィンランド出身のメロディックデスメタルバンド、6枚目のアルバムです。

このバンドは2枚目までは聞いていたんですが、突出したモノを感じず、それ以降聞いていませんでした。なので、メチャクチャ久しぶりです。いやはや、どうなっているんでしょうか…?

ふむ、良くも悪くも変わってないですね。フィンランドらしい抒情性に溢れた、非常に分かりやすいメロデスです。相変わらず、突出したモノは感じられませんでしたが、1、2枚目を聞いた時から随分と時が経ち、「真っ当な北欧メロデス」をやるバンドが減ってきてる昨今、むしろこういう音を出してる事自体が「突出してる」と言えなくもないかもしれません。それくらい、王道の北欧メロデスだという事です。
適度な疾走感、キーボードをたっぷりと使った幻想的な空間作り、流麗なツインギターなど、まさに理想的とも言える作風だと思います。

ただ非常に残念ながらメロディが弱い。というかサビが弱いと言った方が良いかも。どの曲もサビの盛り上がりがイマイチ弱く、曲が締まらないんです。サビメロも悪くないんだけど、AメロBメロと大差無いという感じ。この辺りはもっと緩急をつけて曲を印象付けた方が良かったと思います。

お気に入りは「Living in Me」。本作の中ではトップクラスの疾走曲。これくらいストレートな曲がもっとほしかった。

久々に聞きましたが、思っていた以上に楽しめはしました。でも、すぐにメロディの良さを感じられず、何度も聞く事で良さが出てくるアルバムなのかなと思いました。