
ANCIENT BARDS(エインシェント バーズ)
ORIGINE(The Black Crystal Sword Saga,Pt.2) / 2019年 / 80点
イタリア出身のシンフォニックメタルバンド、4枚目のアルバムです。
約5年ぶりの新作です。「Pt.2」とあるように、前作で一応「第一章」は完結しており、本作から新しい物語が幕を開けるようです。まあ、歌詞は見てないんで詳しくは分からんのですけど。
「ブラッククリスタルソード サーガ」って、ファンタジー作品が好きな人なら聞くだけでワクワクしちゃいますが、前作がイマイチ覇気の無い作品だったので、どうなっているのか気になる所です。
ふむ……。特に大きな変化は無いですね。これまで通りのコッテコテのシンフォニックメタルです。
前作は切れ味の悪い地味な楽曲が多めでしたが、本作は幾分マシになっており、Aパート・Bパートなどは結構「おおっ!」と身を乗り出してしまうような盛り上がりを見せてくれます。が、非常に残念な事にサビがその盛り上がりに応えられていない。「何故そんなサビなの!?」と突っ込みたくなる曲が非常に多いわけです。「Fantasy's Wings」「Aureum Legacy」「Home of the Rejects」などは、ちょっとサビを変えるだけでかなりの良曲になりそうだと思えます。それくらい「生殺し」の曲が多い。ああっ! もどかしい!
また、疾走感も変わらずで、これについても1.5倍くらいしてくれても良かったと思います。早ければまだ少しは誤魔化せるのにな~。
お気に入りは「Impious Dystopia」。イントロに続く2曲目。これを聞いた時は「本作は傑作なのかも!?」と思いましたが、その後が続かなかった……。
サラ・スクワドラーニ嬢のボーカルは更にレベルアップしてるし、楽器陣の演奏もベースを始め非常に上手いだけに「センスの違い」だけで好きになれないのは非常に惜しいですね。次は……次も変わらんのかな。

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