
ANCIENT BARDS(エインシェント バーズ)
A NEW DAWN ENDING / 2014年 / 75点
イタリア出身のシンフォニックメタルバンド、3枚目のアルバムです。
どこをどう切り取っても同郷の大先輩であるRHAPSODY OF FIREのフォロワーです。しかしその先輩がなかなか追えないくらい先まで行っちゃってるんで、なかなかフォロワーになれないバンドが多い中、このバンドは本家に肉薄できるほどのクオリティを持っています。ボーカルが女性と言うのも、大きなポイントだと思いますね。
そんな彼らの3作目ですが、当然ならば方向性は変わりなし。壮大なオーケストラを使った華麗なシンフォニックメタルです。ボーカルのサラ・スクワドラーニ嬢も確実にレベルアップしているし、演奏陣も堂に入った演奏をしており、一皮剥けたなという感じがしました。
ただ、結論から言うと、前2作には及ばないと思いました。一番の理由は勢い不足です。前2作にはあった疾走曲が本作にはありません。全体的にミドルテンポが主体で、メロディも薄口になっており、平たく言えば「クサさ」が激減してるんです。2曲ある10分越えの楽曲もただ冗長というだけで満足感はありませんでした。
「SYMPHONY OF ENCHANTED LANDS 2 THE DARK SERCRET」以降のRHAPSODY OF FIREもこんな感じに迷走していた時期がありましたが(その後、見事復活しましたけどね)、そこまでフォローしなくてもいいから(汗)。
お気に入りは「The Last Resort」。RHAPSODY OF FIREの元ボーカル・ファビオ・リオーネが参加している1曲。哀愁漂うサビが良かったです。
ハッキリ言えば本作は中途半端だと思いました。次の作品がどうなるのかでこのバンドの評価が決まると思いますね。

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