
BLOODBOUND(ブラッドバウンド)
CREATURES OF THE DARK REALM / 2021年 / 84点
スウェーデン出身のパワーメタルバンド、9枚目のアルバムです。
王道の欧州産エピックパワーメタルをやっているバンドです。前作からフォーキッシュな要素が大幅に増加しましたが、本作はどうなっているんでしょうか?
ふむ、フォーキッシュな要素は再び控え目になり(無いわけではない)、以前のパワーメタル路線に戻っていますね。ただ、単純に出戻ったのではなく、勢いに頼らず、ミドルでもキーボードを効果的に効かせたフックのある楽曲が増えたように思います。
この路線でいの一番に頭には浮かんだのはSABATONでした。ボーカルの声質や世界観などは全然違いますが、「エピックでキャッチーなパワーメタル」という点では共通していると思います。「Eyes Come Alive」のサビなんてまんまSABATONです(笑)。
曲の盛り上げ方はSABATONの方が上だと思いますが、本作も十分すぎるほどキャッチーで超がつくほど分かりやすく、今までの作品が好きな人ならば本作も大きく外れる事は無いと思います。
私個人としてはフォーキッシュな要素に期待していたので少々残念ですが、「キャッチーなパワーメタル」である事には変わりなく、十分に楽しめました。これで必殺のキラー曲があればもっと良かったんですけどね。
お気に入りは「The Wicked And The Weak」。本作で最もフォーキッシュな疾走曲。個人的にはこれくらいの哀愁ある曲がもっとほしかった。
日本受けする要素はいっぱいあるのにイマイチなのは、方向性不明のヘンテコなビジュアルと一撃必殺の曲が無いからかな。もしくはもうこういう路線は日本じゃ受けんのかな……。

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