
OMNIUM GATHERUM(オムニアム・ギャザラム)
GREY HEAVENS / 2016年 / 82点
フィンランド出身のメロディックデスメタルバンド、7枚目のアルバムです。
前作「BEYOND」は良くも悪くも、「至極真っ当なメロデス」アルバムでした。決してダメではないけども、突出した部分も無く、平凡な作品というわけですが、はてさて本作はどうなっているのでしょうか? ちなみに本作は久々に国内盤が出たんだそうです。
路線は特に変わらず、抒情的なメロディをたっぷりと盛り込んだ北欧メロディックデスメタルです。音質も演奏も最高レベルであり、そういった面での不満点は一切ありません。
そうなると、決め手は一点「メロディが良いかどうか」になるわけですが、今回は前作よりかは少しだけ良かったかなと思います。リーダー兼ギターのマルクス・ヴァンハラがINSOMNIUMでも活躍している影響があるのか、ミドルナンバーでの壮大なスケール感は非常に聴き応えがありますね。
一方、INSOMNIUMには無い疾走系の楽曲に関しては、やっぱりイマイチな曲が多いように思います。もっとこうビシッ!と来るような強烈なメロディが欲しいんですよね。キーボードのフワッとした雰囲気作りだけで終わらないでほしいというか……。疾走系は速さで誤魔化せてしまう部分が少なからずありますが、だからこそ、強烈なメロディがあれば強く印象に残ると思うんですよね……。
お気に入りは「Skyline」。INSOMNIUMでやっても違和感の無いメロディアスなミドルナンバーです。
ネットだと軒並み高評価が目立つんですが、そんなに良いかな~? 個人的にはもう一歩頑張ってほしいというのが素直な意見です。

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