
THULCANDRA(ツルカンドラ)
UNDER A FROZEN SUN / 2011年 / 81点
ドイツ出身のブラックメタルバンド、2枚目のアルバムです。
同じくドイツのテクニカルデスメタルバンドOBSCURA(オブスキュラ)のボーカル/ギターのステファン・クンメラーによる別バンドで、ボーカルが拳銃自殺をした事で有名な伝説のブラックメタルバンドDISSECTION(ディセクション)の強い影響下にあるブラックメタルをやっています。
音楽性自体は前作からまったく変わっていませんが、ちょっと籠った感じの音質が劇的に進化しており、プロフェッショナルな音にレベルアップしています。演奏もタイトになっており、より目指している音楽世界が明確に描けているのではないかと感じました。
それにしても、やっぱりこの寒々しいメロデイは良いですね。(本作を聴いている今は)夏なのに本当に寒く感じますもん(笑)。メロデスのような高揚感があるわけではないですが、ブラックメタルらしい邪悪さが確かに感じられる。これぞ「メロブラ」だと思います。
ただ、ちょっと雰囲気に終始してしまっている節があるかな。全体的な雰囲気は良くとも、曲単体のインパクトは低め。もっと明確に記憶に残る強めなメロディをバシッと決めてほしかったですね。
お気に入りは「Aeon of Darkness」。本作で最もアグレッシブなリフが聞ける曲。こういうのをもっと用意してほしかったな。
前作が気に入った方なら本作も聞くべきだと思います。

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