
BRYMIR(ブリュミル)
WINGS OF FIRE / 2019年 / 77点
フィンランド出身のメロディックデスメタルバンド、3枚目のアルバムです。
大仰なオーケストラサウンドを取り入れたメロディックデスメタルバンドです。「メロデス化したFLESHGOD APOCALYPSE」と言った感じで、ブラストなどもバンバン使われますが、FLESHGOD~よりもシンプルで聞きやすく、初心者向けだと思います。
ちなみに元々は「Lai Lai Hei(ライ ライ ヘイ)」というバンド名だったそうです。今のバンド名の方がうんと良いと思います(汗)。
さて、そんなバンドの3作目ですが、1曲目「Gloria in Regum」、続く2曲目「Wings of Fire」が、非常にメロデスに寄った作風になっており「おっ?シンフォデス路線は止めてメロデスに寄ったか?」と思ったんですが、それ以降は前作を踏襲したシンフォデス路線に戻ります。ただ、その後もゴシカルな「And So We Age」や「Lament of the Ravenous」、メロデス寄りの「Chasing the Skyline」、BATTLE BEASTのノーラ・ロウヒモがボーカルな担当したバラード「Anew」など、シンフォデスとは違う路線の曲がちょくちょく入れられているのが印象でした。
個人的にはどういった路線でも耳に残るメロディがあればそれで良いと思っているんですが、残念ながら本作もイマイチメロディが弱い。特に中盤以降のパンチが弱く、後半にガツンと強烈な1曲とかを用意してくれれば全然印象も違っていたと思います。
お気に入りは「Wings of Fire」。本作で最も速く、そしてメロデスっぽい1曲。こういう曲ばっかりだったら嬉しかったんだけどな。
何でもできる器用なバンドなんだとは思いますが、もう一歩突き抜けてほしい。そう思わずにはいられません。

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