
BLACK MESSIAH(ブラック メサイア)
HEIMWEH / 2013年 / 72点
ドイツ出身のフォーク/ヴァイキングメタルバンド、6枚目のアルバムです。
アルバムジャケットがこれまでのダサいモノから打って変わってシンプルなモノになっており、「おっ、ようやく化けたのかな?」なんて淡い期待をしましたが、何にも変わってませんでした(笑)。むしろ、前作よりもチープになったとすら思います。音質が変わるだけでも随分違うと思うんだけどな……。音楽性自体も変わらず、クサいメロディをぶちまけながら疾走するフォーク/ヴァイキングメタルです。
ただ、ハッキリ言って本作はかなり面白くないですね。その理由はやっぱりメロディです。元々邪悪さの無いバンドでしたが、本作は輪をかけて邪悪さが無くなり、「フォーキー」に寄った作りになっているんです。「陽気」と言っても良いような曲もあり、「そうじゃないないんだよな感」が非常に強くなっています。
それを抜きにしても盛り上がりに欠ける、高揚感の無いメロディばかりで、過去最低の出来栄えだと感じました。
他にも文句はあります。全部で8曲しかないのに、内2曲がインストなので、実質6曲しかありません。その分、1曲が6~7分と曲自体が長くなっているんですが、それが良い方向に作用しておらず、ただ「曲数が少ない上に、冗長」となってしまっているんです。
良い事も書きたかったんですが、う~ん、見つけられませんでした(汗)。
お気に入りは「Edmund von Ostanglien」。これもどちらかと言うと明るめ方向の曲ですが、サビのメロディが分かりやすくて良かったです。
前作からわずか1年のインターバルでの発売となった本作ですが、消化不良です。実は時間をかけても良いから、ジックリと作ってほしい。できれば、音質も良くして下さい(結構切実)。

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