
MORS PRINCIPIUM EST(モルス プリンシピアム エスト)
DAWN OF THE 5TH ERA / 2014年 / 82点
フィンランド出身のメロディックデスメタルバンド、5枚目のアルバムです。
ARCH ENEMYのようなA級の知名度こそないものの、メロデス好きなら(何故か)大体知っているメロデスバンドです。バンド名にインパクトがある事もさる事ながら、やっぱり質が良いからなんだと思います。なお、メンバー交代が多いヘヴィメタル界ですが、このバンドは特に多い事でも有名です。
そんな彼らの音楽性ですが、非常に‟スラッシー”な北欧メロデスです。スラッシュメタル並みの高速スピードで突っ走り、ザシザシとギターが弾かれまくる切れ味鋭い曲が非常に多く、聴いててとても気持ちが良いんです。ここまでスラッシーなタイプのメロデスは珍しいと思いますね。キーボードアレンジも随所で光っていますが、あくまでサポート的な立ち位置です。
モダン化はされておらずノーマルボイスも一切ありません。個人的にはココも高ポイントです。
一方で、メロディはかなり弱いかなと感じました。Aパート・Bパートは格好良いんですが、サビになるとテンポダウンしてしまい、そしてメロディもイマイチパッとしない。イントロから続く2曲目「GOD HAS FALLEN」からしてそんな感じで、「MONSTER IN ME」を始めとして、全編そんな調子です。個人的にはサビはやっぱり印象的で哀愁漂うメロディをビシッと決めてほしかったです。
お気に入りは「INNOCENCE LOST」。Aパート・Bパートは典型的なメロデス、サビはキーボードを上手く使った壮大なメロディになっており、気に入りました。他の曲もサビはこれくらい盛り上げてほしかったな。
質は間違いなく高いです。次は印象的なメロディをお願いします。

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