Embers Of A Dying World

MORS PRINCIPIUM EST(モルス プリンシピアム エスト)
EMBERS OF A DYING WORLD / 2017年 / 75点

フィンランド出身のメロディックデスメタルバンド、6枚目のアルバムです。

前作はデスラッシュと形容しても良いようなスラッシーでスピーディーな曲が大半でしたが、本作はガラッと作風が変わっています。スピード感・スラッシュ感が激減し、代わりにシンフォニック度が大幅にアップ。シンフォニックメロデスへと変貌しています。
とは言え、根幹の甘さ控えめのビターなメロディックデスメタルという部分は変わっていません。メンバーチェンジが激しいバンドですが、演奏レベルや音質は極めて高くまとまっています。

ただね……私はどーも好きになれんのですよ。理由は至極簡単で「メロディがイマイチだから」。雰囲気は決して悪くないんですが、とにかくサビが非常に弱い。どこがサビなのかサラッと聞いていると分からないほどなんですよね。分かったとしても、「えっ? これでサビなん?」と思うほど、私的には弱かった。正直、勢いとザクザクしたリフで押し切っていた前作の方がまだマシだと感じました。

ただ、これは個人の嗜好によってかなり評価は変わると思います。現に他のレビューサイトでは軒並み高評価ですからね。私みたいな評価してるサイト見ないですもん。
例えば、これを読んでいるヘヴィメタル好きはヒットチャートを賑わすアイドルソングなどはあまり好きになれないと思うんです。音楽は所詮個人の好き嫌いで評価が変わるという事なんです、はい。

お気に入りは「Death Is The Beginning」。女性ボーカルが入った壮大なナンバー。正直、この曲以外はサッパリでした……。

本作を聴き、自分はこのバンドとは相性が良くないと分かりました。次作を聴くかは微妙です……。