
GLORYHAMMER(グローリーハンマー)
RETURN TO THE KINGDOM OF FIFE / 2023年 / 86点
イギリスの一国、スコットランド出身のパワーメタルバンド、4枚目のアルバムです。
ALESTORMでVoを務めているクリストファー・ボウズが立ち上げたパワーメタルバンドです(彼はこのバンドではキーボードを担当)。ギャグっぽさを感じるコスプレチックな見た目と、非常にキャッチーで覚えやすいメロディが特徴です。
前作までVoを務めていたトーマス・ウィンクラーが脱退(クビらしい)、本作ではソゾズ・ミカエルなる人物がVoを務めています。
トーマス・ウィンクラーに比べるとソゾズ・ミカエルはやや「張り」に欠けるものの、十分に歌えており、Vo交代によるダメージはあまり無いかなと思います。音楽性は特に大きくは変わらず、良い意味でチープさを感じるキーボードを大々的に使った非常にキャッチーでファンタジックなパワーメタル路線をひた走っています。人によっては「やりすぎててダサい」と感じるかもしれませんが、個人的には分かりやすくて良いと思っています。こういうバンドがいたっていいよね。
欠点としては強烈な1曲が無い事。私個人としては、このバンドは「Universe on Fire」や「Hootsforce」のようなデジタル色の強い曲の方が好みだったりするんですが、残念ですが本作にはそれらに勝る曲は無し。本作での同系統の曲は「Keeper of the Celestial Flame of Abernethy」になると思うんですが、そこまでの魅力は無かったかな。
お気に入りは「Fife Eternal」。3分程度の短い曲ですが、アップテンポで極めてノリが良い。聞いてて楽しかった1曲です。
変わらず高品質なパワーメタル作品だと思います。このままの路線でお願いします。

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