QUEEN OF LIGHT

REXORIA(レキソリア)
QUEEN OF LIGHT / 2018年 / 87点

スウェーデン出身のパワーメタルバンド、1枚目のアルバムです。

事前情報一切無し。利用しているサブスクのおススメに出ていたので聴いてみたというバンドです。
フェリーダ・オーリンという女性Voをフロントに据えたパワーメタルです。特徴としてはフェリーダ嬢のVoがBATTLE BEASTのノーラ・ロウヒモ嬢のようなパワフル系ではなく、女性の色気を感じる艶タイプでメタルっぽさがあまり無い事、そして曲がミドルテンポ主体で、「パワーメタル」という言葉で想像する一般的な音像とはかなり異なります。個人的にはパワーメタルというよりかは「メロディックメタル」に近いのかなと感じました。

人によっては「ミドルばっかりだし、Voも普通っちゃ普通だし、つまんない」という意見もありそうですが、私はかなり気に入りました。最大のポイントはキャッチーなメロディです。適度な哀愁とポップさを兼ね備えた印象的なメロディは、例えミドルテンポであろうとも、いやむしろミドルテンポだからこそ映えており、非常に聴き応えがありました。
フェリーダ嬢のVoもこの音楽性に見事にマッチしており、ありそうでなかったスタイルだと思います。

欠点としては楽器の演奏レベルはまだまだだという点。十分演奏出来てはいますが、まだ粗さが見て取れます。それともう1つ、たまにフェリーダ嬢が「あうっ!」みたいに声を荒げる場面があるんですが、あれは絶対に要らなかった。そういうスタイルの音楽じゃないと思います。
また、似たような曲が大変多いのもマイナス。今後は曲の差別化が必要ですね。

お気に入りは「You'll Be Alright」。最後を飾る曲。哀愁全開のサビメロが素敵すぎます。フォーキーなメロディの「Voice of Heaven」も勝るとも劣らない1曲です。

こんなバンドがいたとは驚きです。こりゃ、今後も大注目ですな。