
REXORIA(レキソリア)
ICE BREAKER / 2019年 / 83点
スウェーデン出身のパワーメタルバンド、2枚目のアルバムです。
前作に比べて演奏レベルが一段階レベルアップ、フェリーダ嬢の儚げなVoも一回り逞しくなり、結果としてBATTLE BEASTに近づいた感があります。ただ、BATTLE BEASTほどポップというかポピュラーになりすぎてなく、北欧メタル的な抒情性はシッカリ残したままというのがこのバンドの魅力。
また、前作では「どの曲も似た感じに聞こえる」と言いましたが、本人たちがそれを意識していたのかは分かりませんが、本作ではストロング&スピーディーに攻める曲、ミドルでシットリと聞かせる曲、フォーキーな曲と、曲ごとのカラーがクッキリと出るようになっています。
と、全体的に見れば間違いなくレベルアップはしているんですが、残念なのが哀愁がかなり減退している事。前作はまさに「全編哀愁まみれ」と表現しても良いほど、胸を締め付けるメロディがありましたが、本作はそういった曲は数えるほど。他は変にマッチョだったり、勢いに身を任せすぎだったりと、私の好みからはかなり外れてしまいました。私個人としては、そこまで逞しくはならないでほしかったんだよな……。
お気に入りは「The Rise of the Phoenix」。フェリーダ嬢の美しい裏声が聴ける哀愁溢れる1曲。こういうのがもっと欲しかった。
レベルアップはしているけど、私の好みからは遠ざかってしまいました。次はどうなるんでしょうか?

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