
DAWN OF DESTINY(ドーン オブ デスティニー)
TO HELL / 2015年 / 83点
ドイツ出身のパワーメタルバンド、6枚目のアルバムです。
前作はアルバムの前半にゴシックメタル的な楽曲が多くあった為、ちょっと散漫な感じを受けました。
本作はゴシックメタル的な曲は無くなったものの、以前からあったデスメタル的な要素がかなり前面に出ており、もしもボーカルがデスボイスだったら普通にメロデスになりそうな曲が多くを占めています。「Burn in the Fire」ではSOILWORKのビョーン "スピード" ストリッドがゲスト参加しており、完全にメロデスナンバーになってますし。
ただ、それでもサビになると哀愁溢れる美メロを聞かせてくれるのがこのバンドの強み。この美メロは日本のメタラーならきっと気に入るはずです。
また、前作以上に男性ボーカルであるイェンス・ファーバー(ボーカル・ギター・ベース)の出番が増えており、ほぼイェンスしか歌わない曲もあります。ただ、決して下手ではないので、今後はこのバンドは陰陽座のような「ツインボーカル」なのだと考えた方が良いのでしょう。
と、褒めているのか悪く言っているのか自分でもよく分からなくなっていますが(汗)、決して悪い作品ではないです。ただ、若干癖があるのは確かです。そこを許容できれば十分に楽しめると思います。私は十分楽しませてもらいました。
お気に入りは「TO HELL」。タイトルがデスメタルっぽいですが、アップテンポでノリやすいナンバーです。
傑作とは言えませんが、パワーメタルでもメロデスでもイケる人なら満足できる作品なんじゃないかと思います。

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