the Art of Mankind DISTANT LIGHT

the Art of Mankind(ジ アート オブ マンカインド)
DISTANT LIGHT / 2018年 / 75点

日本出身のメロディックデスメタルバンド、1枚目のアルバムです。

人気同人シューティングゲーム「東方プロジェクト」の楽曲をデスメタル風にアレンジしていた音楽サークルKissing the Mirrorのメンバーを中心に結成されたメロデスバンドです(本作は全曲オリジナルです)。バンドの成り立ちがTHOUSAND EYESによく似てますね(笑)。

音楽性はスラッシュばりにガリガリ突き進みながら、時折胸に染み入る哀愁のメロディが出てくるメロディックデスメタル。つまり、音楽性もTHOUSAND EYESに似てます。

ただ実際聴いてみると結構違っており、サウンドと言いボーカルと言い、こちらの方が触れたら怪我しそうなトゲトゲしさがあります。メロディもTHOUSAND EYESほど濃厚ではなく、もっと殺伐とした感じです。
THOUSAND EYESがメロディ寄りなのに対して、このバンドはデスメタル寄りだという事です。

このバンドの評価はまさにそこで、「デスメタル」が好きなのか「メロディ」が好きなのかで別れると思います。ひたすらギャウギャウ喚きながら猪突猛進にドガドガと突き進むデスメタルな要素が好きな人には高評価な一方、メロディアスな旋律が好きな人からすれば低評価だと思います。

私はと言うと確実に「メロディ派」なので、正直この作風は好きではありません。ただこの勢いは決して嫌いじゃないです。本来ヘヴィメタルってこうあるべきな気もしますからね。最近軟弱なバンドばっかり聞いていたので、こういうサウンドを聞くと拳をグッと握りたくなります。

お気に入りは「Empty Inside」。本作で最もメロディアスな旋律が聴ける1曲。メタルはこうあるべきとか言いながら、やっぱりメロディアスなのが好きな私です(汗)。

私の好みど真ん中ではありませんが、悪くないと思います。今後どう成長していくのか気になるバンドですね。