
the Art of Mankind(ジ アート オブ マンカインド)
ARCHETYPE / 2018年 / 82点
日本出身のメロディックデスメタルバンド、2枚目のアルバムです。1年に2枚もフルアルバムを出すとは精力的ですな。
基本路線は変わらず、ビターなメロディを配した激走メロデスです。ただ、前作に比べてメロディの量が一気に増えており、メロディ派の自分としては嬉しい限りです。また、後半の曲になればなるほどメロディの量が増えていくのも良かったですね。それでいながら刺々しさは些かも鈍っておらず、デスメタルらしさを求める人も変わらず楽しめると思います。
THOUSAND EYESほどの「クサさ」が無いので、個人的には少々物足りなさを感じるというのが正直な意見ですが、デスメタル優先のこのバンドならこれくらいのメロディの方が合うのかなと思います。頻繁に登場するブラスト、ひたすら無慈悲に吐き捨てるデスボイスなどを考えても、激甘ではなく苦みがあるくらいが良いのかなと。
欠点としては音が軽く薄い事。前作もそうでしたが、個人的には特にドラムの軽さが気になりました。また、ベースの音が聞こえにくく、音に厚みを感じないのもマイナス。もっとズッシリ重めのサウンドだともっと雰囲気が出るのではないかと思います。
お気に入りは「Before My Eyes」。ラスト2分で聴けるTHOUSAND EYESに匹敵するギターソロに悶絶!
デスメタルスタイルが進むのかメロディが増えるのか気になっていましたが、メロディが増えるという私のとって嬉しいレベルアップを遂げてくれました。さて、次はどうなるのか、楽しみです。

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