
the Art of Mankind(ジ アート オブ マンカインド)
CHAOSBRINGERS / 2023年 / 84点
日本出身のメロディックデスメタルバンド、3枚目のアルバムです。
前作からシングルの発表などはあったものの、アルバムとしては実に5年ぶりの新作です。
かなりの歳月が経っていますが、音楽性は一切不変。ノーマルボイスを一切使う事無く喚き散らすデスボイス、ブラストもバンバン使う大爆走の楽曲、そして錆になるとバッと花開く抒情メロディ……。彼ららしさは些かも変わっていません。
前作で一気にメロディの量を増やしましたが、今回量自体はそれほど変わらず。ただ、よりメロディアスになった、平たく言えば「クサく」なった感があり、より印象に残るようになったと思います。メロディ一切無しの暴虐なA・Bパートからパッと場面が切り替わり抒情的なギターメロが飛び出す気持ち良さはこのバンドの肝と言っても良いと思います。
欠点としては前作も同じ事を言いましたが、音が軽い事。特にドラムが軽いと感じます。もっとズシンとしたサウンドになれば迫力も増すんじゃないかと思います。
お気に入りは「Walking Alone」。最もメロディがクサいと思った1曲。これはTHOUSAND EYESに匹敵する、かも?
デビュー作からずっと追いかけていますが、確実に私の好みの方向へ進んで行っており嬉しい限りです。さすがにTHOUSAND EYESの牙城を崩すまでには至っていないものの、下手な海外のバンドよりも聴き応えがあって良いと思います。個人的にはこのまま更にメロディをクサくしていってもらえれば文句ありません。

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