
GALDERIA(ガルデリア)
THE UNIVERSALITY / 2012年 / 80点
フランス出身のパワーメタルバンド、1枚目のアルバムです。
聴くのはこれが初めてです。フランスのパワーメタルと言えば、HEAVENLYしかパッと思い浮かばないくらい後進国というイメージがありますが、果たしてこのバンドはどうでしょうか?
音楽性はそのHEAVENLYの他、HELLOWEEN、GAMMA RAY、FREEDOM CALLらを彷彿とさせるコッテコテのパワーメタルです。クサいメロディをまき散らしながら、身も蓋も無く疾走をぶちかます、00年代初期を思い起こさずにはいられないスタイルです。サビでは豪快に合唱を重ねてくれるので、盛り上がり方もバッチリです。
特筆すべきはやはりクサメロでしょう。人によっては「ダサい」と一蹴しそうなメロディを恥ずかしげもなく垂れ流すその姿勢に感服せずにはいられません。歌メロだけでなく、ギターソロもすべからくクサく、私のようなおっさんメタラーだと、「20年前はこんな音楽で興奮してたな~」とノスタルジーを刺激されまくりです。
欠点としては、全体的にまだまだ粗削りだという事。音質・演奏共に大いに改善の余地があります。特にボーカルに張りが無く、これがもうちょっとキビキビとした歌い方だったら評価も変わっていたと思います。また、後半に疾走する曲が無いのもマイナス。7~9曲目くらいに凄いのがあるとまた印象も違ったんだけどなあ。
お気に入りは「Raise the World」。爆走に次ぐ爆走、そして終始クサいという、「メロスピ」好きにはたまらない1曲。
個人的には「ダイヤの原石」だと思っています。正しく成長すれば、素晴らしいバンドになるはず。次作が楽しみです。

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