
BATTLE BEAST(バトル ビースト)
CIRCUS OF DOOM / 2022年 / 89点
フィンランド出身のパワーメタルバンド、6枚目のアルバムです。
キャッチーな歌モノパワーメタルとして世界中で高い人気を誇るバンドです。本作もフィンランドではチャート1位を獲得しています(4作連続)。
ヘヴィメタルとしては少々丸すぎる気がしないでもないですが、一度聴いたら忘れられない非常にキャッチーな歌メロは、そこらへんのバンドでは作れない圧倒的なポピュラリティーがあります。
ポイントは何と言ってもボーカリスト、ノーラ・ロウヒモの歌唱でしょう。パワフルな絶唱から可憐な囁きまでこなせる変幻自在な唯一無二な彼女のボイスこそが、BATTLE BEASTの顔と言っても過言ではありません。
見た目もかなりパワフル系で、正直美人とは言い難いですが、もしも彼女が小綺麗な美人だったら、ここまでの人気は得られなかったとも思います。彼女のインパクトがこのバンドのインパクトにも繋がっているわけです。
見た目もかなりパワフル系で、正直美人とは言い難いですが、もしも彼女が小綺麗な美人だったら、ここまでの人気は得られなかったとも思います。彼女のインパクトがこのバンドのインパクトにも繋がっているわけです。
本作も非常にキャッチーで分かりやすい歌モノヘヴィメタル道をひた走っています。王道とも言える「Wings of Light」「Master of Illusion」、ノーラの絶唱を堪能できる「Where Angels Fear to Fly」、ダンサンブルな「Russian Roulette」、殊更キャッチーさが目立つ「The Road to Avalon」など、ほぼ捨て曲無しの充実したラインナップになっています。
これまで通りと言えばその通りなんですが、高い位置にいたままでいられるというのは凄い事だと思います。
欠点としては、「バラエティに欠けている」点が挙げられます。ヘヴィメタルらしい爆走曲やメタリックな曲も、バラードすらありません。「Tempest Of Blades」という曲は爆走していますが、この曲は本来デジブック版のボーナストラックなので(Amazon Muiscだと一緒に収録されている)、カウントするのは良くないかな。
自分たちが最も得意とするスタイルだけで固めたと言った感じで、個人的にはもうちょっとチャレンジしても良かったんじゃないかなと思いますね。特に壮大なバラードとか聞いてみたかった。
お気に入りは「The Road to Avalon」。こういう曲を作れるの辺りに、彼らのレベルの高さが伺えます。
安定した充実ぶりです。でも、そろそろ新しい事を試しても面白いんじゃないかなと思います。

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