TRANSCENDING THE BLUE AND DRIFTING INTO REBIRTH

RAINOVER(レインオーバー)
TRANSCENDING THE BLUE AND DRIFTING INTO REBIRTH / 2014年 / 70点

スペイン出身のゴシックメタルバンド、1枚目のアルバムです。

元々REMEMBRANCESという名前で活動していたバンドが、名前をRAINOVERに変えた後発表したアルバムです。このバンドを知ったきっかけはYouTubeでたまたま見かけたというモノで、美麗なジャケットと美しい女性ボーカルが気になり、シッカリ聴いてみる事にしました。
このブログでゴシックメタルを取り上げるのは初めてかも?(WITHIN TEMPTATIONをゴシックメタルと言わないなら)

音楽性は女性ボーカルメインの非常にシンプルなゴシックメタルです(男性ボーカルも若干入っています)。ゴシックメタルはほとんど聴かないので例えが思い浮かばないんですが、初期WITHIN TEMPTATIONからシンフォニックアレンジを抑えて、アップテンポにした感じです。小難しい装飾が無く、デスボイスもほぼ使われてないので、初心者でも聴きやすいと思います。
また、2曲だけですが、エレクトロニックなアレンジが全面に押し出されたポップな曲もあり、これは新機軸で面白いと感じました。

欠点としては盛り上がりに欠ける事。「ここがサビなの? うわっ、地味……」とつい口から漏れてしまうほどで、個人的にはサビはもっとグワッと盛り上げてほしかったと思います。ただ、そうなると女性ボーカルのパワーメタルになってしまうわけで、この地味さこそがゴシックメタルなのかもしれませんが。
また、曲が短いのもマイナスだと思います。短いもので3分の曲もあり、ここから更に盛り上がるのか? という所で終わってしまうんですよね。無駄に長いのもダメですが、短すぎるのもまた問題ですな。

お気に入りは「Remembrance」。前のバンド名と同じ名前の曲です。地味ではありますが、光に向かって歩き出すかのような気持ちになれる曲です。

正直、思っていたほどの満足感は得られませんでしたが、今後化けるかもしれないと思わせるバンドだと思います。