
FROZEN CROWN(フローズン クラウン)
CROWNED IN FROST / 2019年 / 87点
イタリア出身のパワーメタルバンド、2枚目のアルバムです。
キーボードによるキラキラとした装飾を最小限に抑え、ギターリフのみで勝負しているパワーメタルバンドです。また、最近のバンドの中でも群を抜いてスピード感があるのも特徴です。
こういったスタイルのバンドは過去にもいましたが、大抵メロディが抑揚に欠けて面白くないと言った欠点がありました。が、このバンドは違います。やや一本調子な所はありますが、印象的なメロディをシッカリと押さえており、「速いだけ」で終わっていません。
特に前半の充実さは素晴らしく、イントロに続く彼らの代表曲とも言える「Neverending」。それに勝るとも劣らない「In The Dark」「Battles In The Night」、デスボーカルが格好良い「Winterfall」などは、全てキラーチューンと言っても良いほどの出来栄えです。
女性ボーカリスト、ジャーダ・エトロによる歌唱は良い意味で女性らしい甘さが無く、このスタイルに合っていると思います。美貌の黒人ギタリスト、タリア・ベラゼッカのリードギターも映えており、パワーメタルバンドなのに2人も美人がいるというのはビジュアル的にも大きなポイントだと思いますね。だってライブ見たくなるもん(笑)。
欠点としては、前半の充実に比べて「Lost In Time」以降の後半はやや失速する事。スピード感だけでなく、意味があるのかイマイチ分からないインストが3曲もあったり(内1曲はボーナストラック)、そもそも歌メロが地味だったりと、前半の勢いがありません。スピード感は別に落ちても良いんですが、キャッチーな歌メロはあってほしかったです。
お気に入りは「In The Dark」。個人的には「Neverending」よりも俄然気に入りました。歌メロがイイっ!
スピード感のあるパワーメタルが好きな人は必聴です。

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