
SEX MACHINEGUNS(セックス マシンガンズ)
LOVE GAMES / 2014年 / 84点
日本出身のパワーメタルバンド、10枚目のアルバムです。
確かな実力と、噴飯レベルの歌詞で有名なパワーメタルバンドです。テレビにも積極的に出演していたので、日本のメタルバンドの中ではかなり高い知名度があると思います。
私は「みかんのうた」や「HANABI-la 大回転」などは知っていたものの、メタルを聴き始めた頃に知った為、ふざけたパフォーマンスに「なめとんのか!」と拒否反応を示し、ほとんど聴いてきませんでした。
それから十数年が経ち、今はもうどんなスタイルも受け入れられるようになったので、こうして聴いてみました。10枚目から聴いたのは、「今」のマシンガンズを知りたいと思ったからです。
音楽性は勢い抜群のジャパメタです。歌詞は相変わらずおバカですが、迫力あるサウンドやクールなリフ、見事なハイトーンもこなすANCHANGの卓越した歌唱など、36分と短いランニングタイムながら非常に聴き応えがあります。北欧のパワーメタル勢とは違う「熱さ」があり、「今俺、ヘビメタ聴いてる!」という気持ちになれます(あえて「ヘビメタ」と書きます)。
個人的にはサウンドの良さが好きです。抜けの良いドラム、シッカリと聞こえるタイトなベースなどが重厚なサウンドを支えていると感じました。
欠点は、キラーチューンが無かった事。良い線行ってるのはありましたが、代表曲レベルにまでは達していないと感じました。また、これはナンセンスな意見かもしれませんが、1曲くらいは真面目な曲があっても面白いんじゃないかと思いましたね。またはバラードとか。実力があるだけにそういう曲も聴いてみたいなと思うわけですよ。
お気に入りは「ダッチの奥さん」。下らない歌詞と全力疾走でぶっ飛ばす気持ちの良い1曲です。「未練FIRE!(Album Ver.)」も良いですね。
シッカリ聴くと間違いなくハイレベルな作品である事が分かります。色物と思わず(色物ですけど)、メタル好きなら聴いてみるべきだと思います。
※本作に収録されているのはアルバムバージョンです。

コメント