
ELVENKING(エルヴェンキング)
THE PAGAN MANIFESTO / 2014年 / 84点
イタリア出身のフォークメタルバンド、8枚目のアルバムです。
元々パワーメタル色強めのフォークメタルをやっていましたが、ここに来て更にパワーメタル度がアップ。ヴァイオリンや歌メロなどにはフォーキーな香りは確かにあるものの、それ以上にパワフルな演奏が前面に出ており、牧歌的な雰囲気を楽しみたい人にとっては評価の難しい作品になっているのではないか、と思います。「Twilight of Magic」や「Black Roses for the Wicked One」なんかは普通にパワーメタル曲ですからね。
私はと言うと「アリ」です。
これまでの作品が「どっちつかず」な感じがしていたので、ここまでパワーメタルに振り切ってくれて、むしろスッキリしたと思います。ベースやドラムもズッシリと響いて格好良いし、キンキンとしたボーカルもパワーメタル寄りのサウンドなら合っていると感じます。
疾走感もあるし、ボリュームも1時間超えと、パワーメタルが好きな人は気に入るんじゃないかと思います。
欠点としては長い曲がイマイチだという事。特にイントロに続く2曲目「King of the Elves」は12分もありますが、これが微妙……。ラストを飾る8分曲「Witches Gather」もちょっと間延びした感じがしました。
お気に入りは「Moonbeam Stone Circle」。本作の中でも最速の1曲。パワーメタルとフォークメタルの良いとこ取りしたかのようなメロディが好きです。
個人的に好きなスタイルになっていってると思います。次はどうなるのかな?

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