Defying The Gods

RISE TO FALL(ライズ トゥー フォール)
DEFYING THE GODS / 2012年 / 73点

スペイン出身のメロディックデスメタルバンド、2枚目のアルバムです。

前作と同じく、DISARMONIA MUNDIや「A SENSE OF PURPOSE」以降のIN FLAMESの影響下にあるややスペーシーなメロディックデスメタルです。
ABパートではストレートなメロデスのように全ての楽器が混然一体となって獰猛に突き進みつつも、サビではメタルコアのようにノーマルボイスをふんだんに用いてメロディアスに歌い上げると言った、良い意味で「今時」のメロデスをやっています。
ギターがクサいメロディを紡ぐ古き良きメロデスとは違いますが、これはこれで格好良いと思います。

ただ、良くも悪くも前作から何も変わっていません。若いバンドにも関わらず、あらゆる要素が既にA級レベルに達している事は凄いと思います。ただ、全部同じ曲調である事(ABパートは突き進み、サビではペースダウンしてノーマルボイスを使うというパターン)、肝心のサビのノーマルボイスがイマイチつまらないと言った欠点(特に後半の曲は顕著)もまったく変わらずそのままです。

前作に満足している人なら良いかもしれませんが、私はもう少し改善してほしいと思っていたクチなので、評価としては前作と変わらずと言った感じです。

お気に入りは「Ascend To The Throne」。1曲目を飾る疾走ナンバーです。

悪くはない。悪くはないが、良くもない。もう少し構成やメロディなどを工夫してほしいと思います。