
WIND ROSE(ウィンド ローズ)
WARFRONT / 2022年 / 86点
イタリア出身のヴァイキングメタルバンド、5枚目のアルバムです。
前作と同じ男らしさ溢れる勇壮なヴァイキングメタル道を突き進んでいます。
大きくは変わりませんが、前作に比べてコーラスが更に厚くなり、スピード感も少しですが増し、より「バトル寄り」になった感じがします。特に前半の曲はその傾向が顕著です。
結論から言えば、今までの中で最も良い出来だと思います。サウンド・演奏技術は一切の問題無し。野太くも艶やかなボーカルも格好良いと思います。メロディはアルバムを重ねる毎に洗練されていってますが、勇壮さはいささかも減じられず、更に高揚感を感じられるモノへと昇華されています。自分たちのやるべき方向性が完全に定まった事が功を奏しているのかなと思います。
とにかく、拳を振り上げたくなるマイティーなメロディに終始興奮しっぱなしでした。
欠点としては曲ごとのカラーリングができていない事。誇張抜きで最初から最後まで同じような曲が続くため、後半はさすがに飽きが来ます。所々にコミカルな曲とかフォーキーな曲、バラードと言った、カラーの異なる曲を入れると言った工夫があれば良かったなと思います。
お気に入りは「Tales of War」。まさに戦いの為の曲。アクションゲームで使われたらたまらないな。
ヴァイキングメタルが好きな方なら絶対に満足できる作品です。気になる方はぜひ。

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