
BLIND GUARDIAN(ブラインド ガーディアン)
THE GOD MACHINE / 2022年 / 70点
ドイツ出身のパワーメタルバンド、前作「BEYOND THE RED MIRROR」から7年ぶり11枚目のアルバムです。
1984年に活動を開始した、現在の「パワーメタル」の開祖と言っても良い超大御所バンドです。メタラーを自称する人で知らない人がいたらモグリです。
ただ、私は5枚目「IMAGINATIONS FROM THE OTHER SIDE」までの、勢いがあってストレートな作風が好きで、それ以降のプログレッシブな大作志向はあまり好みではありません。なので、正直本作もそれほど期待はせず聴いてみたのですが……。
ボーカルのハンズィ・キアシュ曰く「90年代のパワーメタルに回帰した」と語っており、確かにオーケストラによる厚みのあるサウンドから、バンド楽器メインのスタイルに戻ってはいますが、「回帰した」というほど戻ってはいないと感じました。
ストレートな展開はほとんど無いし、終始疾走する曲も無し、メロディも過去の名曲に迫る抒情的なモノかと言われるとそうでもない。サウンドに多少変化はあっても、感想自体はここ最近の中途半端な作品と同じでした。
お気に入りは特に無し。聴きながらこのレビュー書いてるんですが、気づいたら終わってました。
諦めみたいな言い方になってしまいますが、彼らはもうこのままで良いんじゃなかなと思います。過去にいくつもの名曲を生んでくれたわけで、それに浸っていれば十分かなと思います。新作は曲を楽しむものではなく「彼らはまだ現役なんだ」と思う物なんです。

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