RISE TO FALL4

RISE TO FALL(ライズ トゥー フォール)
INTO ZERO / 2018年 / 79点

スペイン出身のメロディックデスメタルバンド、4枚目のアルバムです。

特に大きな変化は無く、後期IN FLAMES辺りの影響を受けた、ノーマルボイスをたっぷりと駆使したモダンなメロディックデスメタル道をひた走っています。

丁寧な演奏に、一切の隙の無いS級のサウンド、そしてヘヴィメタルを聴かない人が聴いても「格好良いじゃん」と言われそうな、ダサさの無いクールな楽曲と、相変わらず非常に格好良いメロデスだと思います。
ただ、私のような芋臭くてもいいから「クサさ」を求めるタイプからすれば、彼らの音楽は洗練されすぎててやや面白みに欠けるんですよね。メロディにもっと哀愁やダサくても良いからキャッチーなメロディがあれば文句は無いんですが、どうもそこにまでは行ってくれない……。あと、サビでペースダウンする曲ばかりなので、逆にペースアップする曲も聴いてみたい……。

でも、よくよく考えてみれば、ここまで純粋に「モダンなメロデス」道を突き進んでいるバンド、狭義で言えば「IN FRAMESの後継バンド」って実は多くないなって思うんです。そういう意味で言えば、このバンドは聴き続ける意味があるかもしれません。

お気に入りは「House of Crosses」。サビが最もキャッチーだと感じた1曲です。

相変わらず私の好みからは外れていますが、それでも格好良いとは思います。ダサくないヘヴィメタルを聴きたい人におススメです。