
MAJESTIES(マジェスティーズ)
VAST REACHES UNCLAIMED / 2023年 / 78点
アメリカ出身のメロディックデスメタルバンド、1枚目のアルバムです。
よく見ているレビューサイトで取り上げられていて気になっていたバンドです。
その音楽性は初期IN FLAMESとDISSECTIONを足して÷2したような、ツインギターが流麗なメロディを奏でるメロディックデスメタルです。モダンな要素もノーマルボイスも一切無く、何も知らずに聴いたら間違いなく90年代のスウェーデンかフィンランドあたりのバンドだと勘違いしていたと思います。こんなバンドが2020年代のアメリカから出てくるなんて、アメリカって本当広いんだなぁと改めて思いました(笑)。
スピード感はあまりありませんが、終始2本のギターがクサいメロディを紡いでおり、これが実に心地良い。意図的なのかは分かりませんが、デスボイスのボリュームがかなり小さめになっている為、常に主役として前面に出ています。90年代のメロディックデスメタル、メロディックブラックメタルが好きな人なら間違いなく反応するサウンドだと思います。
欠点としてはサウンドがやや籠り気味な事。お世辞にも「クリア」とは言い難く、今のご時世、このサウンドはかなり素人臭いと感じました。まあ、このサウンドもまた初期IN FLAMESっぽいと言えなくもないですが、やっぱりクリアな方が良いかな。
また、曲の終わり方がやたらブツ切りで味気無いと感じました。もう少し余韻のある終わり方にしてほしかったです。
お気に入りは「Verdant Paths To Radiance」。出だしがIN FRAMESの「Behind Space」に激似の1曲(笑)。でも、メロディアスだから許す。
これは面白いバンドが出てきたなと思いました。次作は一体どんな作品を作ってくれるのか、今から楽しみで仕方ありません。

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