ACT OF DENIAL1

ACT OF DENIAL(アクト オブ デナイアル)
NEGATIVE / 2021年 / 83点

クロアチア人コンポーザーVoi Coxを中心に結成されたメロディックデスメタルバンド、1枚目のアルバムです。メンバーの出身がバラバラなので出身国は割愛。

スタジオメンバーはヴォーカリストのビョーン・ストリッド(SOILWORK)、ギタリストのルガー(KOZIAK、BENIGHTED-CRO)、ベーシストのスティーヴ・ディジョルジオ(DEATH、TESTAMENT)、ドラマーのケリム・レヒナー(SEPTICFLESH)と言った、メタル界ではそこそこ名の知れた面々が名を連ねています。一番はやっぱりビョーン・ストリッドですかね。

音楽性はSOILWORKを始めとした様々なメロデスをミックスしてモダンにまとめあげたという感じです。RISE TO FALLほど完全にモダン化しておらず、リードギターなどに90年代メロデス的風味が感じられるのがミソです。
スピード感は抜群で、思わず首を振ってしまうノリの良さがあります。サビでは若干テンポダウンしてノーマルボイスで歌われるというよくあるパターンになりますが、ビョーンによるエモーショナルな歌声が堪能できます。

物凄い個性があるわけではないですが、演奏・サウンドなど全ての要素がA級でメロデス好きなら間違いなく気に入ると思います。本家SOILWORKではあまり絶叫しなくなったビョーンのデスボイスが聴けるだけでもこのバンドの存在意義はあると思うし、個人的にはベースやドラムと言ったリズム部隊が非常にタイトで格好良くて好きです。

欠点としてはもうちょっとサビが盛り上げて欲しいと感じた事。AメロBメロは文句無しに格好良いんですが、サビがそれ以上に盛り上がらないんですよね……。というか、もうちょっと抒情的な歌メロにしてほしい。

お気に入りは「Reflection Wall」。あまりモダンを感じない、SOILWORKっぽさのあるメロディアスな1曲。

Amazon Musicでたまたま見つけて聴いてみましたが、これは儲けモンだったと思います。