HIC SUNT LEONES

HIGHLORD(ハイロード)
HIC SUNT LEONES / 2016年 / 67点

イタリア出身のパワーメタルバンド、8枚目のアルバムです。

2000年代初頭の「メロスピブーム」の中で人気となったバンドです。特に2nd「WHEN THE AURORA FALLS...」は名作と言われています(私も大好きです)。その後は持ち前のクサメロを失っていき、日本での人気は地に落ちてしまいましたが、その後もコツコツとアルバムを重ねています。

前作は歌メロが非常に地味で、当サイトでは「低評価」となる60点台をつけてしまいましたが、本作はどうでしょう? なお、本作のアルバムタイトルはイタリア語で「ここにライオンがいる」、転じて「危険が迫っている」という意味らしいです。

方向性自体は変わらず、STRATOVARIUSなどの北欧メタルバンドの影響下にあるキラキラとしたキーボードを使ったパワーメタルです。若干サウンドが軽くなっているし、演奏も前作よりも雑になっている気がしますが、ぶっちゃけそんな事は些細な事です。大事なのは「クサメロ」があるかどうかなんです。
で、結論から言うと、またしても「アウト」でした……。

イントロやAメロ・Bメロは非常に良く、「これはサビでクサメロが爆発しそうだ!」と期待が高まるんですが、いざサビに入るとこれがまた見事につまらない。ひどい曲になると「サビまだかな……えっ?終わり?」なんて思ったモノすらありました。
書いた通り、ABメロは魅力的だし、適度な疾走感も心地良い。自分の好みど真ん中なのにここまで好きになれないというのは、本当にもどかしいです。

お気に入りは無し。無しって珍しいな……。

2作続けて微妙、いや、「ダメ」な作品となってしまいました。まだ追いかけるべきか、切るべきか、悩ましい所です……。