H.E.A.T7

H.E.A.T(ヒート)
FORCE MAJEURE / 2022年 / 82点

スウェーデン出身のハードロックバンド、7枚目のアルバムです。アルバムタイトルはフランス語で「不可抗力」という意味らしいです。

前作発表後、ボーカルのエリック・グロンウォールが脱退(その後、なんとSKID ROWに加入)。後任として初代ボーカルだったケニー・レクレモが復帰しています。

音楽性はこれまでと変わらず、ウェットなメロディを忘れないダイナミックなハードロックです。活きの良いスケール感のあるロックソングでありながら、北欧バンドらしい抒情的なメロディもシッカリあるという、私にとって理想的な「メロハー」と言えます。
ハードなナンバーだと「Back To The Rhythm」「Nationwide」、メロウなナンバーだと「Harder To Breathe」「One Of Us」などが気に入りました

復帰したケニーですが、何の違和感も無くフィットしているんじゃないかと思います。ライブパフォーマンスは分かりませんが、少なくともスタジオアルバムではマイナスな部分は無いと感じました。
ハードロック、メロディックメタル、メロディアスハードと言ったジャンルはボーカルの良し悪しで評価がかなり変わるので、本当、このバンドはボーカルに恵まれてますな。

気になった点としては後半イマイチパッとしない事。前半に良い曲が多すぎたのか、後半はちょっとフックに欠ける曲が多かったかなと。このバンドにしては珍しい大爆走曲「Demon Eyes」もサビが弱いんだよなぁ……。

一番のお気に入りは「Harder To Breathe」。私はやっぱりメロウな方が好きです。

ボーカル交代も痛手になっていません。流行なんて気にしないで頑張ってもらいたいです。