
ORDEN OGAN(オルデン オーガン)
THE ORDER OF FEAR / 2024年 / 90点
ドイツ出身のパワーメタルバンド、3年ぶり7枚目のアルバムです。
パワーメタル好きなら誰もが好きになるであろう素質があるものの、メンバーが地味な為か、相変わらず日本での知名度は上がっていない気がしますが、内容は過去最高に充実しています。MVが4本もあるしね!
開始1秒からぶっ飛ばす「Kings of the Underworld」から始まり、シンガロングしたくなる「The Order Of Fear」「Conquest」、適度な疾走感とキャッチーなメロディが良い「Prince Of Sorrow」、壮大な雰囲気を出すバラード「My Worst Enemy」、間奏で爆走をかます「Anthem to the Darkside」など、とにかく捨て曲が無く、全曲キャッチーで聴き応え満載の作品になっています。
また、このバンドのお得意のスタイルとも言える「最後のサビは半音上がる」という盛り上げ方もたっぷり用意されており、テンションが上がります。
疾走感のある曲が多く、またミドルだとしてもギターリフが鋭く格好良い為、体感的に遅いと感じないのも高ポイント。サビはどの曲も大合唱となっており、ちょっとフックが弱くても半ば強引にテンションを上げさせられてしまうパワーがあります。
総じて、「パワーメタルの理想形」と言っても良い素晴らしい内容だと思います。間違いなくこのバンド史上最高の1枚なんじゃないかと。
強いて欠点を言えば「絶対的なキラーチューンが無い事」かな。RHAPSODY OF FIREの「Emerald Sword」、ANGRAの「Carry On」クラスの名曲があれば完璧だったんだけどな~。まあ、どの曲もそれらに迫る良さではあるんですけどね。
お気に入りは「Conquest」。本作の中では地味かもしれませんが、こういう曲が長く聴けるのよ。
勢い、メロディ、サウンド、あらゆる点で文句の無い素晴らしいアルバムです。パワーメタル好きはぜひとも聴いてみてもらいたいです。

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