...AND OCEANS6

...AND OCEANS(アンド オーシャンズ)
AS IN GARDENS, SO IN TOMBS / 2023年 / 82点

フィンランド出身のブラックメタルバンド、6枚目のアルバムです。

途中で名前を変えたりと色々な事がありながらも、80年代からコツコツと活躍しているバンドです。

音楽性は前作と同じく、キーボードをふんだんに使ったシンフォニックブラックメタルです。初期DIMMU BORGIRに近いと言えば分かりやすいかと思います。

冷たく凍えそうな雰囲気を醸し出すキーボード、トレモロリフを紡ぎだすギター、ブラックメタルらしい咆哮を決めるボーカルと、オリジナリティは無いですが、出来栄え自体はなかなかのもの。
シンフォニックアレンジはあくまでキーボード主体で、ガチのオーケストレーションではない為、ガッツリ身構えなくても聴けるのは大きなポイントかなと思います。私個人としては本物のオーケストラが入ると、何て言うかクラシックを聴いてるような気分になっちゃうんですよね(それはそれで嫌いではないですが)。

と、全体的に悪くはないものの、肝心のメロディがちょっと弱い。雰囲気はよく出ているものの、「良い雰囲気」で終わってしまってる感があり、印象的なメロディが少ないなと感じました。
でもまあ、シンフォニックブラックメタルってこういうモノなのかも。メロデスを期待しちゃダメって事だよね……。

お気に入りは「The Collector and His Construct」。一番メロディが記憶に残った1曲。

決して悪くはないですが、個人的にはもっとキャッチーさが欲しかったです。次作に期待。